【正珪酸】秋どりきゅうりの生育試験 -育苗-

 前回のきゅうり生育試験に引き続き、秋どりきゅうりで第2弾☆生育試験を行っています。

 今日は育苗段階での中間報告です。前回の試験では育苗段階での正珪酸散布回数は1回でしたが、今回は育苗段階から定期的に正珪酸を散布しました。

     育苗後の比較    
     育苗後の比較    

======試験の概要=====

【供試品種】

 秋どりきゅうり「よしなり」

【試験区】

 1.対照区

 2.正珪酸区

  (1,000倍希釈液を

   1ポット10mL株元に散布)

【栽培暦】

 ’14/7/26   育苗ポットへ播種

 ’14/8/4   正珪酸散布

 ’14/8/12   正珪酸散布

 ’14/8/21   正珪酸散布

 ’14/8/25   定植

 

 

根洗い後の対照区・正珪酸
      根洗い後
乾燥後の根
乾燥後の根

根の重量

(g)

合計

(3株)

 平均  
 対照区 0.221
0.074
正珪酸
0.797
0.266



<中間報告>

 今回は、約1ヶ月の育苗期間中に正珪酸を3回散布しました。正珪酸の方が葉も大きく茎もしっかりと成長していました。そして、育苗ポットから取り出すと、その差は歴然!対照区は、ポットから出した時に底の土がぼろっと落ちるのに対し、正珪酸は底の部分で根がグルっと巻いているので、ポットの形のまま苗が取り出せます!

 そして見た目だけでなく、根洗い後もはっきりと差がありました。乾燥後の根の重量は、対照区の約3.6倍。しっかりした苗ができました。

 次は苗を定植して、生育試験の続きを行う予定です。ただここ数日は寒いくらいの日が続いているので、しっかりと成長してくれるか心配です・・・。

 収穫の時期になりましたら、また報告します♪